学振
正式には日本学術振興会 特別研究員のこと
博士課程に在学している人、または進学している人ならば知らない人はいないだろう
というより、知らない人はだいぶ不味い。完全なリサーチ不足。
博士課程への進学を考えているならば、絶対に応募することをおすすめする。
特にDC1はほとんど実績が無い人でも、採択される可能性が十分にある。チャレンジして損はない。
この申請書の書き方にはコツがある。そのコツを十分に勉強すれば、採択される確率が跳ね上がる。
というより、書き方を知っていないと、どんなに素晴らしい研究内容でも落とされる可能性が高い。
たまに、博士課程の人が全員学振持ちの研究室がある。あれはもちろん、素晴らしい研究をしているのもあると思うが、一番大きいのは、その教室に代々伝わるテンプレがあるからだろう。そしておそらくだが、教員(または先輩)が十分にその申請書をチェックしているのだろう。
さて、受かる申請書の書き方を述べる。
今はインターネットで、申請書の書き方を無料で公開していたりするので、その情報をできる限り集めるのが大事だ。可能ならば、申請書の締め切り2か月くらい前から書き始める気持ちでいたほうがいい。
何度も書いては書き直す。そして可能な限り色んな人に(特に学振に通ったことのある人や、科研費あてまくってる教員)添削してもらうのが良い。
あと、これが中々申請書の書き方のホームページに載っていないことだが、
当然、研究内容がちゃんと魅力的であることが最低限である。
ちゃんと自分が博士課程でどういう研究をするのか?そこを具体的に決めていなければ、話にならない。というより、この申請書を書くことで、自分の研究ストーリーをどんどん作っていけばよいのだ。
学振の採択率は大体20-25%。4,5人に一人の人が採択される。これを多いと思うのか、少ないと思うのかは人それぞれだが。
ただ、博士に進む人というのは、分野によると思うが、それなりに研究成果をあげており、研究熱心な人が多いだろう。その中からさらに上位に入るのは、難しいことだとは個人的に思う。
自分が優秀でないと思うなら、なおのことこの申請書の作成には時間を費やすとよい。基本的に時間を費やせば費やすほど申請書のクオリティはよくなる。
たまに、私は1日で仕上げて採択されちゃった(テヘッ
みたいなことを書いてる人がいるが、そんなもん無視すればよい。
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